2003-02-26 第156回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第3号
そのガット三十五条援用撤回交渉というのが昔の通商政策の一丁目一番地の政策だったわけです。 そんなこともありますので、それを避けようと思って対中特別セーフガードを中国は受け入れたということですので、バランスの問題もあるかなという感じがいたします。 以上でございます。
そのガット三十五条援用撤回交渉というのが昔の通商政策の一丁目一番地の政策だったわけです。 そんなこともありますので、それを避けようと思って対中特別セーフガードを中国は受け入れたということですので、バランスの問題もあるかなという感じがいたします。 以上でございます。
もちろん、これでは十分ということは申せませんので、ごく近い、近々、来週の木曜日にも、政府は、アフリカ以下に対しまして、三十五条の援用撤回を主眼とする使節団を出しまして、大いに三十五条援用撤回を実現したいと努力しております。
ガット三十五条援用撤回に対して、前内閣から引き続いて積極的な態度をとっておるのも、そういうことからきておるわけでございます。
でありますから、総理がヨーロッパを回って、ベネルックス三国やフランス、イタリア等急速にガット三十五条援用撤回に踏み切ったということ、またそれは総理が回ったからだけではなく、日本のガットにおける一括関税引き下げに対する基本的態度を明らかにしたこと、OECDに対して加盟をするということ、またガット等において、低開発国援助に対しては、世界の先進工業国と歩調を合わせて努力をするという世界的な立場に立って日本
○須之部説明員 これらの国のうちでも、もうすでに日本との二国間の話し合いで三十五条援用撤回をした国も若干あるわけでございます。
まあ池田訪欧を契機としまして、ガット三十五条援用撤回の交渉が非常に円満に進んでおります。これは一年間でもっていままでの十年分ぐらいの解決をしつつあるわけでございます。
これらの事情をバック・グラウンドといたしまして、豪州のほうは今回ガットの三十五条の援用を撤回いたしまして、日本との間は完全な最恵国待遇関係に入るということにしたわけでございまして、今回の議定書は、三十五条援用撤回に伴いましてガット関係が両国間に適用になるということに関連して、現行協定の中の、ただいま申しましたセーフ・ガード条項等を削るということを主たる内容とするものでございます。
わが国と豪州との間の通商関係は、昭和三十二年十二月に発効いたした現行の通商協定によって律せられておりましたが、同協定署名の際の了解に基づき、昭和三十五年以来、豪州の対日ガット第三十五条援用撤回実現のための交渉を重ねました結果、昭和三十八年八月五日に東京で、わがほう福田国務大臣(外務大臣臨時代理)と豪州側マッキュアン副総理兼貿易大臣及びマッキンタイア駐日大使との間で、日豪間にガット関係を設定することに
わが国と豪州との間の通商関係は、昭和三十二年十二月に発効した現行の通商協定によって律せられておりましたが、同協定署名の際の了解に基づき、昭和三十五年以来、豪州の対日ガット第三十五条援用撤回実現のための交渉を重ねました結果、昭和三十八年八月五日に東京で、わが方福田国務大臣(外務大臣臨時代理)と豪州側マッキュアン副総理兼貿易大臣及びマッキンタイア駐日大使との間で、日豪間にガット関係を設定することに対応して
昨年は日英通商航海条約の締結をはじめとし、主要諸国との間のガット第三十五条援用撤回の交渉がはかどり、ほぼその目的を達成することができました。残された差別的対日輸入制限の撤廃については、今後とも一そうの努力を払う所存でありますが、来たるべきIMF八条国への移行と、それと並行するわが国の貿易。
昨年は旧英通商航海条約の締結をはじめとして、主要諸国との間のガット第三十五条援用撤回の交渉がはかどり、ほぼその目的を達成することができました。
ベネルックスとの議定書は、ガット第三十五条援用撤回に関連して、昭和三十五年に締結した通商協定に所要の改正を加えたものであります。 フランスとの通商協定は、両国の貿易を発展させることを目的として、輸出入に関連して課されるすべての種類の関税及び課徴金、内国税その他の内国課徴金等について、相互に最恵国待遇を与え、輸出入の禁止、制限について、相互に無差別待遇を与えることを規定しております。
なお、その際、本条約の関係文書といたしまして、英国の三十五条援用撤回、日本側の輸出自主規制等を内容といたします四つの公文が両国間に取りかわされたのであります。 貿易事項に関しましては、本条約発効後も、特定の条件のもとにおいては相互に制限措置をとり得ることとなっておりまするが、この条約の締結により、日英両国の通商関係は緊密かつ安定した基礎の上に発展が期待されるのであります。
それで英国政府ははっきりと三十五条援用撤回に踏み切りましたということを言明されたので、そのままデスタン氏に伝えたところ、これは非常にショッキングだという表情で、またそうも言われました。したがって、この条約の署名ということは、大陸諸国の対日態度をきめる上におきまして大きな刺激剤であったことは争えないと私は思います。
○政府委員(中山賀博君) たとえば私たちが今一番身近に感じておりますのは、豪州、それからニュージーランド、こういうあたりは、今まさに三十五条援用撤回の交渉もしておりますし、それからまた、その際における諸種の交渉の内容を見ましても、かなり出てくるだろうと思います。
従って、われわれといたしましては、従来からありますイギリスあるいは英連邦諸国との関係はますます強化しなければなりませず、また、別途、EECに対する工作は、三十五条援用撤回、ことに近くベネルックスとの間に撤回の交渉も成立いたす予定でございます。
○国務大臣(大平正芳君) ガット三十五条援用撤回ということは、大森さんも御承知のように、完全に両国がガット関係に入るということでございます。
それでお伺いしますが、英国のヒューム外相とそれからフランスのクーブドミュルビル外相がおいでになりますが、そのフランスの外相が来たときに、ガット三十五条援用撤回に関する対仏条約の調印をやるおつもりでございますか。
○大森創造君 その場合に、英国の場合と同じように、ガット三十五条援用撤回に関する条約もそれと同じような形式になるでしょうか。
○大平国務大臣 ガットの三十五条援用撤回ということは、関税の面では、わが国に対する最恵国待遇がガット上確保されるということでございます。言いかえれば、代償がなければ条件の撤回ができないという保障が与えられることになるわけでございます。数量制限の面では、センシチブ品目として第二議定書に基づいて認められている例外品目以外は、英国の対日輸入はすべて自由化されるということになるわけでございます。
しかし、目先のそういうことよりも、今御指摘のように、この条約並びに付属議定書、交換公文等の運用にあたりましては、細心かつ周到な配慮を加えまして、三十五条援用撤回の効果の減殺にならぬように、最善の努力をいたしたいと思います。
それからEEC加盟各国に対しまして、私どもは今二国間交渉を通じまして、三十五条援用撤回並びにそれに伴う善後措置につきまして、鋭意交渉を進めておりまするが、英国加盟中断によりまして、そのこと自体は影響を受けないわけでございます。ベネルックス三国とは近く妥結に至る見通しでございます。
それから、その次のガット譲許の追加(日本・ニュー・ジーランド)に関する議定書でございますが、これはニュー・ジーランドが対日の三十五条援用撤回を行ないまして、従来関税交渉を行なっておりませんでしたので、つまり三十五条がありましたので関税交渉を行なっておりませんでしたので、今度初めて関税交渉をしまして、その結果でき上がった結果をガット譲許に追加した議定書でございます。